弁護士さん探し(2)

1回目の法テラス相談を終え、弁護士さんの必要性と心強さを感じたものの(他の弁護士さんはどうだろう)との思いがありました。というのも、確かにA先生はとても信頼できると感じましたが、ご専門が”企業が対象となるようなもっと大規模な案件”のようで、私のような一個人の小さな揉め事での対応はどうだろうか…との不安があったからです。

1回目の相談を終えて新たに出た疑問点もあり、また、他の弁護士さんにも相談してみたいと思ったため、1回目の相談から10日ほど経った日に2回目の相談へ行きました。

弁護士さんもさまざま

2回目の相談で担当になったのはB先生という女性でした。印象は一言で言えば、”A先生のほうがよかった”です。確かに法律的なことなどには的確に回答をくださいます。しかし、

私「夫と部下が不倫している事実を職場の上司の耳に入れたい」
弁『それは、やってもあまり意味がないです。いずれそういうことは自然と公になるものですし-』

と、”目的に対して意味のないことはやらない”というスタンスでした。決して”冷たい”という印象があったわけではありませんし、ご自身の経験に沿ったアドバイスをしてくださったのだとは思います。ただ、私の気持ちに寄り添ってくださるという印象はありませんでした。

こうして弁護士さんにもさまざまいらっしゃることがわかっただけでも複数回相談したかいがあったのかもしれません。

背中を押してくれた身近なつながり

その頃、唯一私の状況を相談していた同僚に弁護士さんを探している旨を伝えると、『うちの身内が法律事務所に勤めてるから紹介しましょうか』と提案してくれました。そのお身内は弁護士さんではないものの、弁護士さんと接する仕事をしているため何らかのアドバイスや、もしかしたら弁護士さんを紹介してくれるかもしれない、と。二つ返事でお願いしました。

数日後、電話越しで初めての会話。弁護士さん選びのアドバイスとしては

  • 依頼するなら、親切で親身になってくれる弁護士さん
  • 離婚・慰謝料請求はどの弁護士さんでも多数扱っている案件なので、たとえ専門が他分野であっても扱い慣れている案件でしょう

とのことでした。これらの話で”弁護士さん選び”の軸が徐々にできあがってきました。このときいただいたアドバイスはとてもありがたかったです。

そして、法テラス前にキャンセルしてしまった近所の弁護士事務所へ再度予約を入れました。弁護士さん探しにも疲れてきてしまっていたので、(ここの弁護士さんが良さそうだったらもうここに決めて依頼しよう)とそのときは思っていました。

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