弁護士さん探し(1)

離婚や慰謝料請求へ向けてまず何から始めてよいのか、誰に何を相談してもよいのかわからず、近所の弁護士事務所へ予約を入れたもののその日までが長く感じモヤモヤとしていました。
法テラスが小一時間で行ける距離にあることは調べて知っていましたが、(何度も足を運ぶとなるとしんどいなあ…)と躊躇していました。しかし、電話で問い合わせたところ、翌日にでも相談が可能とのことで勢いで予約を入れてしまいました。法テラス、対応早いです。
慌てて”質問したいことリスト”をA4用紙2枚分ほどにまとめて作成。翌日、法テラスの相談へ臨みました。夫の不倫発覚から10日後ほどのことです。

法テラスでは一つの案件につき3回まで無料で相談ができます(諸条件あり)。ただ、相談できる弁護士さんはその時々でランダムで、どの弁護士さんに当たるかは運次第です。

まず受付で受付カードに自分の名前、夫の名前、夫の不倫相手の名前を書きます(相手方もこちらに相談している可能性があるため、バッティングしてしまうことを避けるためのようです)。その他、相談内容や収入などを書いて提出。少し待つと個室に呼ばれ、いざ相談タイムです。

運命の巡り合わせ

緊張しながら、初めて弁護士という職業の方と一対一で話をしました。このとき担当になった方はA先生という男性でした。印象としては、とにかく頭がキレて話が無駄なくわかりやすい方でした。
この相談で特に収穫だったことは、

  1. 夫の職場(=不倫相手の職場)に不倫の事実を伝えることは、やり方によっては可
  2. 離婚を視野に入れているなら、初めから(相手女性への慰謝料請求から)弁護士を入れた方がよい

ということでした。特に1.については、”名誉毀損にあたる”というのを何かで耳にしたことがあったので、”そういう方法があるのか…”と目からウロコの回答をいただきました。後に他の弁護士さんにも相談することになりますが、この1.の手法を支持してくださったのはA先生だけでした。(他の先生は、『そんなことをしてもあまり意味はないです。それよりも-』という回答でした。)

2.については、離婚の際には財産分与・慰謝料・養育費などさまざまなお金が動くことになるので、それらの動きをトータルで把握してもらうためには最初から弁護士を入れたほうがよい、とのことでした。

後にA先生には正式に依頼することになります。

軽くなった心

相談時間きっかり30分で終え、ひとまず質問したいことは聞けたと同時に、これからまず何をすべきかが見えてきました。それまで感じていたモヤモヤが少し晴れた、という心境でした。まだA先生に依頼する前ではありましたが、”私の味方をしてくれる人がいる”ということがわかっただけで、とてもとても心強い味方を得た気持ちでいました。

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