相手女性への慰謝料請求-1

X美妊娠の件で一波乱ありましたが、X美への慰謝料請求は粛々と進めていました。

内容証明は「この書面の受け取りから10日以内に慰謝料300万円を指定口座へ振り込むこと」というものでしたが、受け取りから数日でまずは私の担当弁護士であるA先生あてにX美から連絡が入りました。

『事実は認めるが、記載通りの内容の支払いは現実的に厳しい』とのこと。A先生からは「必ずしも記載条件にこだわるものではないが、最大限の誠意は見せてほしい」と伝えた旨、連絡がありました。
金額的にもいきなり振り込まれることはないと想定していましたし、まずは相手が認めたことでひとつハードルを越えた感がありました。

しかし、そこからはなかなか進展せず、A先生はこまめにX美と連絡をとってくださいましたが『返答を待ってほしい』と伸ばされていました。A先生からは「先方が提示した一週間後という回答期限以上に待つのは時間の無駄だと思われるので、そうなるとこちらができることは訴訟しかありません。検討しておいてください。」と次の岐路が示されました。

私の気持ちとしては”X美の謝罪がほしい”、これが一番でした。これまできちんとした謝罪がなく、たとえ言葉でなくとも、金額が少なくとも、慰謝料を払うという”姿勢”だけでいいので誠意を形で見せてほしかったのですが、それも怪しいということがわかってきました。よくある話かもしれませんね。

A先生へはこのような私の心情と、回答がないようであれば訴訟を起こす考えであることをお伝えしました。その際はA先生に別件として依頼する形になり追加で弁護士費用がかかるのですが、致し方ありません。

その翌日、A先生のもとへX美の代理人弁護士より書面が届きました。X美が弁護士をつけたようです。A先生いわく『回答が定まらないよりはよい兆候でしょう』と。さすが場馴れしているし、前向きです。ただ、これはX美が弁護士を依頼したということのみで、慰謝料請求に対する具体的な返答はまだありません。

数日先方からのアクションを待ちましたが、返答がないまま大型連休に入り、時間が過ぎてゆきます。

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