揺れ動く双方の精神状態

『X美と別れてきた』と夫が言った日から、多少、私の気持ちは上向きになりました。相変わらず家事はおぼつかず手抜きでしたが、PTAのタスクをこなしたり、(今日は調子がいいぞ!)と思える日が増えていました。不倫をした夫に見切りをつけたつもりでも、その夫がまた自分のことを気にかけてくれたということが嬉しかったのかもしれません。

ただ、今後このまま結婚生活を続けてゆくのかについては、一度離婚を覚悟した身としては簡単に気持ちを切り替えることはできず、今後についてはひとまず保留にして、まずは自分の体調を戻すことが先だと思っていました。

しかし、一週間ほど経つとまた夫の帰宅は午前様となりました。スマホの画面には相変わらずX美からのLINEの通知『お風呂入ってくるね!』…そして、帰宅した夫からは我が家にはない香りが漂っていました。(また女の匂いを付けて帰ってきた)という落胆と怒りと悲しみ…それを夫へ訴えました。夫は『誤解だ。X美とは逢っていない』と言いましたが、私の気持ちが上向いていた状態のところへこの出来事のダメージは大きく、翌日、精神科へお世話になりに行きました。このときの精神的ダメージは本当に大きく、精神科へ向かう道中や診察の間ずっと泣いていました。でも、子どもたちに心配をかけるわけにはいかないですし、お医者さんの前で気持ちを吐き出したあとはどうにか笑顔を作れるようになって帰宅の途につく、そんな状態でした。

今となっては、このとき夫がX美と逢っていたのかどうか本当のところはわかりません。夫もこのときは『ohaguiにとってどうするのが一番いいのか考えている』と私を気遣うLINEを仕事の休憩中に送ってきたりしました。私は自分の混乱した気持ちを整理する意味も込めて、夫に「話がしたい」と伝えました。私の気持ちも吐き出したいし(他に吐き出せる相手もいませんし)、今後についても夫がどう考えているのかも聞きたい、とにかく話がしたいから時間を作ってほしいと仕事中の夫へLINEを送り、夫も『ゆっくり話をしましょう』と返してくれていました。さすがにこの日は早めに帰宅してくれました。しかし、夕食を食べた夫は早々に自室へこもり、寝てしまいました。おそらく疲れて寝てしまっただけで悪気はなかったと思います。でも、(話をしたい)という私の気持ちは宙ぶらりんになってしまい、切ない思いがこみ上げました。

夫を無理に起こしてまで話し合うこともはばかられ、でも、私の気持ちのやり場もない。私はメールに気持ちを書き連ね、夫へ送り、そして私も眠りにつきました。

このメールは夫が深夜、目が覚めたときに読まれることになります。そして翌朝私が目にした返信には、夫の自己陶酔とも思える文章とともに夫が精神科の薬を過剰摂取したことが書かれていました。

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